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ipo用語集・ipo用語説明

IPO

IPOとはInitial Public Offeringの略で創業者など関係者だけが株を保有している状況を、Initial=新規に Public=公にOffering=売りに出すの言葉通り新規に株式市場に上場する新規公開株のことです。

IPO投資

IPO抽選に参加して当選することで公募価格でIPO株を手に入れる事が出来る。それにより、当選した者しか享受できない公募価格と初値の差益を手にする事が出来る。(その額は1回で数十万円の利益を得られる事も有る)

市場

株の売買をする場所が株式市場です。株式市場は幾つかの種類が有ります。東京証券取引所の株式市場には、プライム、スタンダード、グロース及びTOKYO PRO Marketの4つの株式市場を開設しています。(東証以外にも地方の市場があります)

プライム市場

多くの機関投資家の投資対象になりうる規模の時価総額(流動性)を持ち、より高いガバナンス水準を備え、投資家との建設的な対話を中心に据えて持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場です。

スタンダード市場

公開された市場における投資対象として一定の時価総額(流動性)を持ち、上場企業としての基本的なガバナンス水準を備えつつ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場です。

グロース市場

高い成長可能性を実現するための事業計画及びその進捗の適時・適切な開示が行われ一定の市場評価が得られる一方、事業実績の観点から相対的にリスクが高い企業向けの市場です。

TOKYO PRO Market

TOKYO PRO Marketは、2008年の金融商品取引法改正により導入された「プロ向け市場制度」に基づき設立された市場です。市場において直接売買が行えるのは、特定投資家(いわゆる「プロ投資家」)及び非居住者に限られます。TOKYO PRO Marketでは、取引所から認定を受けたJ-Adviserが、取引所に代わって企業の上場審査や上場後のサポートを実施します。

枚数

株数と分けて表現しています。株取引には各銘柄毎に決められた株数(単元)が有ります。単元は1や10や100等、有るので取引出来る株数の単位毎に枚数で表現しています。

例 〇〇会社の株 単元が100株なら、100株を1枚と表現する。
例 ☓☓会社の株 単元が1000株なら1000株を1枚と表現する。

主幹事・幹事

主幹事と幹事を合わせて幹事団と言う。IPOを取り扱う証券会社。

主幹事とは幹事団の中でも合計株数の80%以上など引受株数が圧倒的に多く中心的な役割の証券会社のこと。

幹事とは複数の証券会社で主幹事の補佐的な役割を果たす。主幹事の引受枚数の残りを各幹事で分ける為、主幹事より取扱い株数は圧倒的に少なくなる。

委託幹事

IPO新規承認時点では幹事証券として公開されていない証券会社。一般に広く情報公開されずに、証券会社のHPに公開されます。

配分枚数は少なめですが、委託幹事は広く一般に公開され無いのでIPO抽選参加者が少なく、穴場証券会社になり当選確率が高くなります。

委託幹事に来る証券会社は、ある程度、決まっています。委託幹事は決定発表後の口座開設ではIPO抽選参加に間に合わないので先に口座開設が必須です。

委託幹事に多く来る証券会社は、マネックス証券・SBIネオトレード証券・DMM.COM証券・岡三オンライン証券・auカブコム証券・松井証券・楽天証券等
以上の証券会社は委託幹事に来ることが多いので先に口座開設は済ませておきましょう。

吸収金

想定価格☓公開株数(公募株数+売出株数+OA)=吸収金  吸収金額は上場市場により、大型、中型、小型で分類される。グロース市場で小型のパターンが、人気化しやすい傾向がある。

公募・公募価格

公募とは、株式発行者が新たに株を発行して投資家に買ってもらい資金を調達すること。
公募価格とは、BB(ブックビルディング)終了後に決定する価格。抽選で当選した人など一部の人だけが買える価格

売出し

創業者や大株主などの既に保有している株を投資家に買ってもらうこと。売出しの株数が多すぎると嫌われる傾向があります。

OA(オーバーアロットメント)

公開枚数を超える需要が有った時に、追加で投入される株の事。オーバーアロットメントが可能な数量は、本来の公募・売出し数量の15%が上限。

仮条件

ブックビルディングの一定の値幅のこと。あらかじめ株式発行者が一定の価格帯を提示します。

BB(ブックビルディング)

需要積み上げ方式のこと。これに参加する事でIPO抽選参加となる。ほとんどの場合、仮条件の上限で決まる。参加の条件は、入金の有無など証券会社により異なる。(入金は不要と必要と同一資金重複BB可に分けられる。証券会社毎で決まっている)当ブログのトップページにある「IPO初値予想・スケジュール一覧表」の証券会社名の横に表示してあります。

前期型・後期型

IPO抽選参加の流れを大きく分けると前期型・後期型で分けられる。前期型が一般的。前期型の証券会社が多い。後期型は、GMOクリック証券・カブコム証券・岩井コスモ証券・楽天証券など

・前期型 BB参加⇒抽選⇒落選・当選か補欠当選⇒購入か補欠申込
・後期型 BB参加(資金拘束無し)⇒購入申込⇒抽選⇒当選か落選

購入期間

BB期間終了後、購入期間が設定されている。前期型の場合、この期間に当選時は購入、補欠当選時は補欠抽選申込。
後期型の場合、この期間に入金(購入申込期間が短いので注意が必要です)

ロックアップ

大株主やベンチャーキャピタルなどの株主が、一定期間や一定金額に達するまで持株を売却する事を制限する制度。上場直後の株式需給バランスが崩れるのを防止する。

VC(ベンチャーキャピタル)

未上場企業に対し、資金を投資の形で提供。金融機関や機関投資家などから運用委託された資金を投資事業組合(ファンド)を通じて行われます。上場時の売却益を狙う。上場後は大きな売り圧力となるので、VCが多いと嫌われる傾向があります。

初値

上場した時に初めて付く株価のこと。IPO投資は公募価格より初値が高騰する銘柄がほとんどなので人気が有る。

初値売り

IPO株は売る時に「成行」注文が出せないので「指値」注文で出します。上場日の朝に、自分が「この金額なら売れるだろう」と思う金額より安く「指値」注文を出します。(これにより初値売りが出来ます)

公募割れ

稀に発生するが公募価格を下回る初値の事を公募割れと言う。

IPOセカンダリー

IPO銘柄が上場を果たし、初値が付いた後からの値動きの事。その値動きを狙って投資する事をIPOセカンダリー投資と言う。

グレーマーケット

海外で行われる業者間の相対取引のこと。IPO株など市場で取引できない取引が行われる。日本の大型IPOが対象になります。
世界的にはロンドンでの取引が代表的だが、日本株については香港やシンガポールも有る。上場初値がグレーマーケット価格を上回る事が多い。

GU・GD

IPOセカンダリーでは頻繁に発生します。
GU ギャップアップの事。寄付きで前日終値よりも、窓開けして高値で始まる事。
GD ギャップダウンの事。寄付きで前日終値よりも、窓開けして安値で始まる事。

即金規制

IPO上場の上場初日に買いが殺到して初値が付かない場合は翌日から、初値が付くまで「即金規制」になる。即金規制の内容は、信用取引不可、出金可能額が買付価格を超えている必要が有ります。

ストライクプライス

SBI証券のブックビルディング申込み時に選択する項目として有ります。ストライクプライスとは具体的な価格を示すのではなく、どのような価格で決定しても購入意思があることを示す価格となります。

指値上限で申し込みしている銘柄がブックビル期間中に仮条件の上限価格が変更となった場合は、ブックビルディング期間中に価格の訂正申告を行わないかぎり変更前の価格のままでの申し込みとなります。

これに対しストライクプライスで申し込みしている場合には、変更後の上限価格でのお申し込みとみなされます。なので、価格に関係なく必ずBB申込したい場合は、ストライクプライスを選択すれば良いでしょう。

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