IPO投資は、公募割れ銘柄を回避することが一番重要。100%回避出来たら負ける事は有りません。しかし、それが難しい。どうすれば公募割れ銘柄だけを100%回避出来るのか。
その為には、やはり一定のルールが必要であると考えます。
そして検証の結果、非常に精度の高い公募割れ銘柄回避方法を確立する事が出来ました。
最も重要なのはBB(ブックビルディング)期間中での初値予想
まず、初値予想の考え方からですが、評価と初値予想で最も重要なのは上場日前日の直前予想では無く、BB(ブックビルディング)期間中での初値予想です。
上場日直前の予想は話題性は有りますが勝負には殆ど関係が有りません。(しかし上場直前の初値予想は楽しいし盛り上がるので、どんどんやるべきですね)
如何にしてBB期間中に公募割れ銘柄を見極められるかが勝負の分かれ目です。
ここで重要なのは、初値予想の値をピッタリ当てる事では無く、BB(ブックビルディング)参加スタンスが「全力参加」で良いのか、「不参加」にするのか、「一部参加」にするのか判断する事です。
どうすれば見極められるか考えました。BB期間から上場日まで約2週間のタイムラグが有るので、地合の変化などで初値が変化します。この地合の変化を読み取る事は不可能です。
そこで、大手予想会社(数社)の過去の実績から、BB期間中の評価と初値実績を照らし合わせて、評価の信憑性を調べてみました。流石に素晴らしい実績でした。
そして、評価と初値予想の強弱と私の総合判断をプラスして公募割れ銘柄回避のルールを決めました。
D級・C級の評価が来たら絶対に参加しない。
・過去、多くの公募割れを的中しています。
B級評価が来たら初値予想数値で参加か不参加の判断をします。(2023年秋~IPOの初値高騰が減りましたので、仮条件の上限数値から、BB開始時点初値予想の数値が114%を超えている場合は「全力参加」にします。)
A級、S級が来たら迷わず全力参加です。
・99%の確率で騰がります。万が一、公募割れしたら諦めます。
注意点として、最近はBB(ブックビルディング)期間の後半に初値予想や評価が変更になる事も多いので御注意下さい。その都度、ブログ更新してお伝えしていますので、BB期間最終日まで気を抜かず、記事を御確認下さいませ。
以上の内容を表で分かり易くしたのが、当ブログトップページの最上段記事「IPO初値予想・スケジュール一覧表」です。
・評価:D公募割れ C危険 B微妙 A騰がる S最強
・評価・私BB:ブックビルディング期間前は暫定表示。ブックビルディング開始日の翌日までに「決定」表示
・評価、初値予想、私BBは最も重要なブックビルディング期間中表示のまま
・私BB(ブックビルディング)参加スタンス(全力・一部参加・😞は不参加)
・結果:BBスタンス判断(BB全力参加で利益が出たら〇、損失なら×) 〇正解 △まぁまぁ ×ミスお詫びします。
不参加でもSBI証券はポイント獲得狙いでブックビルディングは必ず参加します(1P=500円~3000円の価値がある。多い時は9000円の価値が有ります)
私も、このルールで初めからやっていたら過去にもっと多くの利益をあげる事が出来てましたね。そして、このルールのお蔭で、2014年~IPO投資利益を効率良く積み上げて来ました。
一例として2015年IPO日本郵政とIPOゆうちょ銀行では強気で攻める事が出来て大きな利益を獲得出来ました。また、多くの公募割れ銘柄を回避する事が出来て助かった事も非常に多い。
現在では機械的に淡々とBB参加スタンスを決められる様になりました。稀にハズレる事も有りますが長期的に見れば単発のハズレは気にする必要も有りません。